テクノの聞き方

最近ようやくテクノというジャンルの音楽の聞き方を知った。

4つ打の中で流れる同じフレーズだけど、微妙に違ってくる音とかフレーズとかちゃんと聞いていくと変化していくんだっていうことに気づいてからはどんどんはまっていっちゃった・・・

最近聞いている石野卓球さんのテクノは、変わるときに予告音?みたいなのが鳴っているからすごい聞きやすい。ずっと聞いてても、何回聞いてても飽きないし聞けば聞くほどに新しい発見がある。

今まではメロディー重視に音楽って聞いていてキャッチーじゃなきゃ開始30秒もしないうちに飽きてきたけど、キャッチーじゃない音楽にも楽しみ方さえ知っていたら意外と楽しめるもんなんだ。

ただこれに限ったことじゃないけど、そこに至るまでの苦労がなかなかつらいんだよね。おれがいうのもなんだけど、テクノは本当に聞き方を知らないと絶対飽きるし、それこそ万人受けするようなキャッチーなフレーズみたいなのがないし退屈

 

あと聞き方の練習として、ヤスタカさんにはめちゃくちゃ助けられた

とくにCAPS LOCKのアルバムでよく鍛えられたと思う。ちゃんと、ちゃんと音楽を聞くって、どういう意味なのかなってずっと疑問に思っていた。ヤスタカが"CAPS LOCKを文化部みたいなもので時間を作って聞いてほしい"っていった意味がようやく分かったし、彼が音楽はインストを聞いてもらいたいとインタビューで語っていたことも。

もちろん作品としても優秀だけどそういうことも提示しているところも凄いわ。